リンクおごおり

福岡県のちいさなまち、小郡市に住む魅力的な住民を紹介するブログ

ライフスタイルそのままで、私にできることを挑戦中!

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フラワーアレンジ作家 小林敦美さん

 

2018年4月、秋月に店舗&アトリエTORO NIKO MARKETをオープン。

“お花の妖精がかくれんぼしていそうなお店”でドライフラワープリザーブドフラワーをアレンジした作品を制作販売している。柳川市出身、小郡市在住 35歳。

築60年の家を4~5か月かけて、ほとんど一人でリノベーションした。

白い壁、アンティークの置物や展示用の調度品、一つ一つに小林さんの感性が光る。

フラワーアレンジ作品のほかに、小林さん手作りのマフィンと、夫が焙煎した珈琲を出している。珈琲通をうならす味と香りは、マフィンとの相性抜群と評判。

 

長男の出産後間もないころ、庭に咲いていた花をドライフラワーにしてリースを作った。夫から「売れるんじゃない?」と言われ、フリマに出店してみたら大好評。これが最初の一歩だった。それから独学で作り続けている。小林さんのフラワーアレンジ作品は、見ているだけで心が躍る。

 

「お花は、心を優しく満たしてくれます。だから、お花に触れて欲しくてワークショップもしています。」特に子育て中の母親には息抜きが必要、作る楽しさも味わってもらいたいと語る。

小林さんは小学4年生と1年生の母でもある。

「子どもたちといろんなところに行き、一緒に泣いたり笑ったり、いっぱい経験して成長することができました。」と振り返る。今は、子どもたちもそれぞれの世界を持ち始め、自分自身を見つめなおす時間ができた。

 

「幼い時から直感で動いてしまうので、気づいたら人と違うことをやってしまう。独身のころはコンプレックスの塊で、自分に自信が持てなかった。そんな自分を変えてくれたのが旦那さんでした。」

夫に「できるよ」と応援してもらい、家族の時間を大切にしながら、自分にできることに挑戦したいと思うようになったと語る。

自分のペースでしっかりと先を見据えている。

「自身のやり残したこと」を振り返り、「自分の好きなこと」を取り戻す。

子どもたちが好きなことを見つけて挑戦していくためにも、自分が楽しむ姿を見せていかないと。そして「旦那さんにも、好きなことをやって欲しい」とほほ笑む。

 

作品を見ているだけで幸せな気持ちになるのは、小林さんの優しさが織り込まれているからかもしれない。

 

お店の営業日はインスタでチェックしてください。

インスタ

https://www.instagram.com/toro_niko_market/

 

フェイスブック https://m.facebook.com/%E3%81%A8%E3%82%8D%E3%81%AB%E3%81%93-570084703155054/

 

小郡市ふるさと納税 返礼品として出品 https://www.furusato-tax.jp/product/detail/40216/4487478

人生を楽しむ空間を創ります!

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小屋の中で取材に応じてくれた伊奈さん


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モデル小屋


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自宅庭に造られたボルダリングの施設


小屋のある暮らし BASE PLUS 代表 伊奈祐司さん

 

2019年1月、「小屋のある暮らし」を提案する「BASE PLUS(ベース プラス)」を起業した。

二級建築士・大工である伊奈さんは、小郡市平方で空き物件となっていた農業用倉庫を購入し、工房にリノベーション。ここから、ユニークで楽しい物を生みだしている。

 

工房の敷地内に展示用の小屋がある。黄色いドアとそこに取り付けられた流木のドアノブは、見る人の心を掴む。

コテの跡を残したダークグレーの外壁。四隅は角ばらず丸みを帯びている。

外壁は垂直ではなく、床から天井にかけて3度の傾斜をつけ外に広がっている。

 

中に入ると、左右計6度の広がりのため圧迫感がない。

壁際に置かれた背もたれのないイスに座ると、その傾斜が背中に心地よい。随所に散らばる遊び心が、見る人の心をくすぐる。

 

「施工主さんが好きなように塗っても楽しいですよ」と伊奈さんは、にこやかに語る。

自分の感性で自分の世界を、創ってもらえそうだ。

予算は、150万円くらいから(基礎工事、内部の塗装は別途)、工期は約2週間。

 

 

伊奈さんは愛知県生まれ。

学生時代にバックパッカーで世界を旅した経験を持つ。

国内には、低予算で泊まれる施設が少ないことから、脱サラ後、熊本県人吉市の川沿いでゲストハウス ピルミレンゲを始めた。

400坪の畑で野菜を育て、宿泊客に食事を提供した。冬は長期滞在者、夏は観光客でにぎわった。

同時にラフティングのインストラクターもしていた。

働き詰めの日々、子育てとの両立に悩み、ゲストハウスを閉じた。

その後勤めたハウスメーカー工務店や家具製作所で大工の腕を磨いた。

 

北海道から種子島まで、いろいろな土地で様々な経験を積み、5年前に小郡市に移り住んだ。小郡に可能性を感じているという。

ボルダリングにもはまっていて、自宅の庭に遊具と合わせたボルダリングを作った。

こちらの受注も増えてきたそうだ。

 

たくさんの引き出しから、人生を楽しむ空間のデザイン、制作が生まれている。

小郡に、伊奈さんの造る小屋が増えるのを想像すると、楽しくなってくる。

問合せはこちら。

   ↓ 

 ベースプラス代表 伊奈祐司(いな ゆうじ)

〒838-0131

福岡県小郡市平方35番地

携帯:090-4573-8568

Mail: base.plus.koya@gmail.com

ひとのためなら頑張れる

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「創作懐石料理 蕎麦 とびうめ」 店主 松岡倫章さん

 

 

「喜んでもらえるとが、うれしかとですよ」

求められたら、期待されている以上に応えようとする。

「だけん、結構忙しかとです」

 

「人が起こした波に巻き込まれて、今の自分があるのかもしれない」自らをそう分析する。

消防団やみい青年会議所の活動で、人のためなら頑張れた。

地域とのつながりや仲間との絆ができ、忍耐力もここで身につけた。

少年の船にも長くかかわっている。当時沖縄に連れて行った子どもたちが、今はスタッフになって、会いに来てくれる。

その成長がうれしい。

 

 

25年前、「後を継がんね」という祖母の一言に背中をおされ、調理師専門学校に通い始めた。

高校や大学時代よりも楽しくて、誰よりも早く学校へ行き、料理に没頭した。

 

料理上手な祖母と、精進料理が得意な母。

二人の女性料理人から料亭「とびうめ」を受け継ぎ、創作懐石料理と蕎麦を提供している。

蕎麦打ち体験も好評だ。

新蕎麦は、こねるときふわっと、いい香りがする。

食材を大切にするため完全予約制にしている。食品ロスは出したくない。

 

 

小郡で好きなスポットを尋ねると、

天井の大きな梁を見上げながら「うちかな・・・」とはにかむ。

 

「とびうめ」は大正12年に建てられた主屋と、嘉永3年(1850)の門が国登録文化財に指定された。四季折々の植物を楽しめる庭と、時代を重ねてきた建物に身をゆだねることができる場所。そこでいただく料理は、格別だ。

 

取材やテレビ放映されることが増えてきたが、どこまでも自然体。

 

松岡さんは、料理も人の期待を上回り続けている。

 

                         

「とびうめ」は、完全予約制。予約はお電話で。

創作懐石料理・蕎麦 とびうめ

福岡県小郡市干潟645

電話 0942-72-2526

お店のHPはこちら

http://tobiume.ogori.net/

小郡から世界を旅する


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Cotton's Breakfast & Co 中島 康雄さん

 

小郡は500号線沿い。Cotton's Breakfast & Coを経営する中島 康雄さん。

 

こだわりの食材、調味料を使用した中島さんの料理の数々。


お店で特に人気は3日かけてコトコト煮込む無添加ビーフシチュー。

そして北海道バターとリコッタチーズ、原田のこだわり卵を使用しフワフワに焼き上げる自慢のパンケーキだ。

 

「お客様が口にするものだから。何より自分が知っている良いものを使用したい。」
ふんわり焼きあがったパンケーキには中島さんの想いがギュッと詰まっている。

 

そんな中島さんの趣味は「旅」だそうだ。
様々な「旅」を経て、この小郡で開店したCotton's Breakfast & Co。
提供される料理には中島さんの「旅」の思い出が詰まっている。

 

カトマンズの節約旅行で出会ったシナモンロール

夕方近くにディスカウントするのを待って食べたそれは、表面はカリッと中はジュワーっとオリエンタルな風を感じる一品。

シナモンやその他の秘密のスパイスを使用。当時の味や香りを再現するのはとても苦労したそうだ。

 

そして、イギリスで毎日のように食べていたスコーン。

これはお世話になったホストファミリー コットンさんが作ってくれたもの。

料理が上手で気取らない彼の生き方に共感した中島さんは彼の名を店名に取り入れた。

 

ゆったりとした時間流れる、どこか落ち着いた店内。

そして中島さんのこだわりと「旅」の思い出が詰まった料理の数々。
テーブルに並んだそれを一つ口に運べば、小郡にいながら世界に連れていってくれるかもしれない。

 

大石

Cotton's Breakfast & Co
福岡県小郡市祇園1-4-1
0942-91-2366
営業時間 11:30~16:00(金・土・日)
https://cotton-s.com/index.html

ふぞろいな命に新しい息吹を

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久光農園 / 寄植工房 壽 ‐ 和の寄せ植え ‐

久光壽子(ひさみつひさこ)さん (55歳)

 

公園や通りを彩る美しい木々。久光農園では公共用の木を種から育て、販売しています。33年前、ここ久光農園にお嫁にきた壽子さん。明るい笑顔の壽子さんは、今、信念をもって「和の寄せ植え」に取り組んでいます。

 

「木はモノサシで測ったように、みんな同じようには育たない。枝が曲がったり、大きくならなかったり。だけど、どの子も一生懸命に生きている。そんな木々たちの生きる力に魅かれて・・・」

規格に合わなかったものをそっと手に取り、小さな器の中に寄せ植える。この新しい世界の中で、木々は生き生きと呼吸を始めます。小さな苔玉に根付いた松が、松ぼっくりをつけることも。

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2歳の「こけむすび」

 

「なるべく自然のままに。」針金や糸で形を整えることはせず、時間をかけ、ていねいに。子育てで子どもたちと真剣に向き合ってきたように、木々と向き合います。「子どもたちが教えてくれた沢山のことを、今では木々たちが教えてくれます。」

 

寄せ植えをとおして、植物の生命力を表現する壽子さん。市内で創作活動をする仲間たちとともに、毎年「星のであい展」を開催しています。会場の一つ、久光農園では、苗木販売や寄せ植えワークショップのほか、ご近所さんによる野菜販売も。

「私の思いを家族が受け止めてくれて。近所の方たちも関わりを楽しみにしてくれて。」

今年はどんな出会いが生まれるのか。15年目のハレの日を前に、壽子さんは家族や仲間たちとわいわい準備を進めています。

 

第15回 星のであい展

開催日時 10月26日(金)、27日(土)、28日(日) 午前10時~午後4時

開催場所 翔工房/布美/吉松庵/久光農園

https://www.facebook.com/hosinokai/

 

 

(文責:山田)

 

女性が自分らしく輝くことができるために

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CORAL 理事 井上 智美さん

 

取材当時CORAL3代目代表理事を務められていた井上智美さん。2018年8月現在は理事として継続して就任されている。

 

女性が自分らしく輝くことができるために小郡で出逢いと学びの機会を作りともに成長していくことを目的に設立されたそうです。

(HP記載https://coralogori.jimdo.com/)。

 

元々は福岡県の事業である「女性いきいき塾」で出会った井上さんを含めた女性3人が小郡市在住という共通点を持ち、「天神に行かなくても…久留米に行かなくても…小郡でなにかできないか?」と考え、設立したのが任意団体CORALだそう。

 

女性のためのコミュニティーであることから、英語で「珊瑚」を意味するCORALを、女性の「産後」とかけたネーミングセンスには脱帽です。

 

そのCORALは今年6月で6年目を迎えられました。

「CORALで出逢ったメンバーと活動をするのが楽しい」

と笑顔で話す井上さんは、現在キャリアコンサルタントとして高齢者の再就職支援の本業を持って、CORALとして活動をしています。

私自身キャリアコンサルタントの有資格者ということもあり、そちらの話もできればと思っていたのですが、プライベートの散歩道の話から小郡をもっとよくするためについての話、リンクおごおりとしての話で数時間が簡単に過ぎてしまいました。

 

それほど話しやすく笑顔の素敵な井上さん。

 

セミナー」「講座」という堅苦しそうな言葉のイメージにとらわれずに気軽にCORALの活動に参加してみてはいかがでしょうか?

 

本年度CORALは、昨年度までの小郡市との協働事業からステップアップし、福岡県男女共同参画センターあすばるの事業である「あすばる元気塾」に応募し、採択されました。

先日公開されたCORALの企画は

「ITを地域で活かす!動画サイト“おごおりチャンネル”を作ろう!」(〆切間近です!)

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女性でなくともCORALの今後の活動に要注目です。是非あすばるのHPもご覧ください。

(文責:阿部)

 

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あすばる(福岡県男女共同参画センター)

第1回元気塾実行委員会連絡会議、開催!!

http://www.asubaru.or.jp/95688.html

 

CORAL

facebook: www.facebook.com/coral.ogori

web: http://coralogori.jimdo.com/

mail: coral.ogori@gmail.com

デザインの魔法でお客様の夢を叶えたい!

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グラフィックデザイナー 緒方博子さん

 

「人が好きなんです。」

 

これまでに出会った数多くの人との繋がりが様々な仕事の“御縁”を生んできた。今日まで自分とデザインを成長させてきたのは間違いなく「人」だと緒方さんは語る。

 

高校でインテリアデザイン、短大でグラフィックデザインを学び、その後パッケージやデザイン関連の会社に十数年間勤めたが出産を機に退職。以来、母親として2人の子どもの子育てに向き合いつつ、気になる広告やデザインは必ずスクラップしていた。

 

「いつかまたデザイナーとして働きたい。」

 

その想いと共にこれまでのひらめきやアイデアはずっと胸の中に取っておいた。

 

そんな中、子供と一緒に立ち寄ったガーデニングショップのオーナーからお店のロゴや名刺、広告を任されることに。この7年前の出来事がきっかけで、その後のクチコミから様々な仕事を依頼されるようになった。

 

これまでにも「MORROW珈琲」をはじめ、「moritaba」など地元を中心に活動。

MORROW珈琲      https://morrowcoffee.sakura.ne.jp/shop/index.php  

ドライフラワーショップmoritaba  https://www.facebook.com/moritaba.tree/

 

 

仕事の依頼を受ける際には、必ず直接依頼者と会い、時間をかけて想いやコンセプトについて語り合いながら、ひらめくデザインをかたちにする。この時間が特に重要であり「これまでの仕事ではなかったもの」だという。

 

若い頃は仕事をこなすのが精一杯だった自分自身が、40代になった今、これまでの経験とフリーのデザイナーとなった時間を活かして仕事も充実してきた。

 

そして、地元の人々の夢や希望を一緒になって形にしたいという想いが身を結び、2016年に自身の会社『デザインオフィスめばえ』を立ち上げた。

 

これからはさらに地元・小郡を元気にするための企画やデザインを発信しながら「私たちの住む小郡がワクワクするまちになるために頑張りたい!」と緒方さんは語る。

 

緒方さんの周りには笑顔が絶えない。その素敵な笑顔とワクワクさせるデザインが、まるで魔法のようにこれからの小郡の未来を明るく照らすことだろう。

 

 

デザインオフイス めばえ

✉hrk0203.g-design@aioros.ocn.ne.jp