「れんげ」と「おごおり」と「はちみつ」と
荒巻養蜂場 オーナー 横山千加子さん
はちみつを作り続けて1世紀。荒巻養蜂場のオーナーを務める横山さん。カフェも併設する、そのお洒落な店内は彼女がデザインしたものだ。聞くと以前関東にてデザイナーの仕事をしていたとのこと。
そんな彼女は小郡市観光協会の理事としての顔も併せ持っている。現在最も力をいれているのが「れんげいっぱいプロジェクト」。小郡をれんげの花でいっぱいにすることで地域一体の魅力を高め、同時に特産品の強化を図っていこうというものだ。
れんげのもつ土を肥やす効果。この「緑肥」を利用し、特産品の品質の向上、同時に生産過程の「物語」を生み出していく。また、活用していない休耕地をれんげ畑にすることができれば、観光に利用できると同時においしいれんげのはちみつをより多くの方に届けることができる。
プロジェクト実現の為、彼女は自らチラシを作成し、小郡を盛り上げてくれる参加者にれんげの種子を「無料で」配り続けている。少しずつ支援の環は広がってきているようだ。
最終目標は「れんげ祭」を実現することだと彼女は語る。れんげ畑を囲み、そこで生まれた特産品を販売する。味坂ポピー祭のように地域の方に愛され続ける祭りにしたい彼女は語る。
「やりたがりなだけ。気になるだけなのよ」その行動力の源を尋ねると彼女は笑顔でそう答えた。残念ながらもちろん私は休耕地などもちあわせていない。庭にれんげを植えることから協力できるだろうか
大石
荒巻養蜂場
小郡市平方28
tel:0942-72-8837
営業時間 9:00~17:00
定休日:日曜、月曜、祝日