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福岡県のちいさなまち、小郡市に住む魅力的な住民を紹介するブログ

毎日飲むものだから、身近なものであってほしい

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Morrow珈琲 三宅淳司さん

 

小郡の横隈に昨年11月にopenしたmorrow珈琲。店長 三宅淳司さんは何を隠そう元珈琲嫌いだ。

 

サラリーマンをしていた三宅さんは福岡市城南区「伽楽」の珈琲と運命的な出会いをする。

「珈琲嫌いである自分でも美味しく飲むことができるなんて」そう感じ、改めて珈琲の世界に目を向けると、珈琲を通じ純粋に笑顔を届ける…心惹かれる人々がそこにはいた。彼らのようになりたいと転職を決意。「伽楽」での修行の後、morrow珈琲をopenさせる。

 

「珈琲は”王”が飲むものではなく、”人”が飲むもの」このような想いが「伽楽」には込められているそうだ。この想いは三宅さんの珈琲に受け継がれている。

morrow珈琲の看板であるmorrowブレンド。ブラジルとコロンビアをベースに豆の甘みとコクを引き出した一杯は、珈琲は毎日飲むものだからこそ、身近なものであってほしいという想いがこもった一杯だ。

元珈琲嫌いだからこそ、珈琲嫌いの方にも珈琲の美味しさを知ってもらうこともまた、自分の価値であると彼は語る。

 

退職し、横隈の店舗をopenさせるまでわずか3年。この3年間、様々な変化の中を三宅さんは走り抜けてきた。この変化の中、ふと幸せとは何かを考えることもあったそう。「お金、健康、時間…確かに大事だけど、自分だけが満たされていても、それは幸せじゃない。周囲の人々、何よりお客様がバランスよく幸せそうじゃないと」。

インタビューの途中にもお客様が数組来店された。珈琲の試飲に思わず笑顔が漏れるお客さん。そして珈琲の説明をする三宅さんはどこか幸せそうだった。

 

(文責:大石)

 

Morrow珈琲 

福岡県小郡市横隈1664−10

0942-65-7238

10:00~18:00

http://morrowcoffee.jp/